左京鼻
壱岐では昔から岬やその岬の突端を鼻(はな)と呼びます。芦辺町八幡半島の突端にある左京鼻はスロープ状の草原を進むと、玄界灘に面して切り立った総延長約1kmにも及ぶダイナミックな海蝕崖を見ることができます。
ここの海蝕岩は玄武岩特有の柱状節理で、左京鼻の海中からは細い柱を束ねたような奇岩が突き出ています。この奇岩は壱岐島誕生神話の八本の柱「折柱(おればしら)」のうちの一つでもあり、その上部は海鵜のおびただしいフンに覆われていて、まるで雪が積もっているかのようです。
2005年3月20日の九州西方沖地震によりその上部が多少崩落してしまいましたが、その特徴的な美しさはまだまだ保たれています。


