辰ノ島の海浜植物群落
勝本港の北西約1kmに位置する辰の島は壱岐で最も透明度の高い人気の海水浴場としても有名です。この無人島である辰ノ島の海浜植物は種類も量も極めて多く、海浜植物園の様相であると植物学者の間でも評判です。
なかでもハイビャクシンは、低地や砂浜の大半を覆い隠すほどの群落を見ることができます。ハイビャクシンはヒノキ科の常緑針葉の匍匐(ほふく)性低木。海岸の風の強い崖などに生え、日本では分布の少ない大陸系の植物で貴重です。そのため国の天然記念物に指定されています。
その他、分布している植物は、
●木本類
クロマツ、ハイビャクシン、ハマビワ、ハマクサギ、マルバシャリンバイ、マサキ、ハマヒサカキ、ハマゴウ、ハマボウなど。
●草本類
イワダイゲキ(南方系)、イソヤマテンツキ、エゾオウバコ(北方系)、ハマオモト(壱岐北限)、ハマムギ(壱岐南限)など多数。


