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 厚生労働省は17日、長崎県壱岐市で繁殖用に飼育されていた黒毛和種の十四歳の雌牛が、牛海綿状脳症(BSE)に感染していることを確認したと発表しました。国内のBSE感染牛の確認は24頭目ですが、これまでは1〜9歳のいずれも乳用牛で、肉用牛は初めてです。

 この牛は今までに10頭を出産、食肉処理された牛もいるとみられますが、厚労省は「母子感染は疫学的にないとされており、子の肉や内臓を食べても心配ない」と冷静な対応を呼び掛けています。
 長崎県などによるりますと、この牛は1992年2月生まれで、壱岐市の農家で飼育されていました。子牛の出産を控えた今月2日に立てなくなり、股(こ)関節脱臼と診断。9日に子牛を産んだ後、13日、病畜として食肉処理場に搬入され、一次検査は陽性の疑いと判定され、国立感染症研究所の二次検査も陽性で、厚労省は17日、BSE専門家会議を開催して確定診断しました。
 厚労省によると、この牛は焼却処理される予定で、肉や内臓は市場には流通しないので、冷静な対応を呼び掛けています。

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